聞き上手とは?どうやったら聞き上手になれるの?

さて、会話を続けるためには“聞き上手になりなさい”という事をあなたも耳にタコが出来るくらい言われてきたと思います。

じゃあそもそもなぜ“聞く”事が大切なのか考えたことありますか?
おそらくほとんどの人がそこまで深く考えた事はないと思います。
その本質を理解できずに“聞き上手”になろうとしても決して会話は続きません。

ですので、今から“聞く”事の本質を話していきますね。
まず最初に、知ってほしい事として 人には自分の話を聞いて欲しい、気持ちを理解して欲しいという強い願望を誰もが抱いています。

実は、みんな本当はさみしがり屋で孤独な生き物なのです。 いつも元気で社交的なあの人も本当はすごくかまってほしいのです。 だからたくさん喋るのです。
つまり、みんな心の中では「自分という存在を理解してほしい」 と思って生きているのです。

理解こそ最大のコミュニケーションスキル
これこそが“聞く”ことの本質なのです。

いいですか?
「聞くこと」とは「理解すること」なのです。

よく、自分を理解してほしいあまり、自分の話ばかり一方的にする人がいますが、それでは対人関係はうまくいきません。 自分を理解してもらおうと思う気持ちは皆一緒です。

でも、だからこそ、そんな気持ちをグッッと我慢でき、 先に相手を理解しようとする人の方が 会話の世界では絶対上手くいくんです。 そうゆう理由があるから、聞き上手はたくさんの人から好かれるのです。 聞き上手は会話において最も大切なことに変わりありません。

しかし、現状ほとんどの人がこの“聞き上手”に関して間違った知識を入れてしまっているのです。
どういう事かと言うと、“理解しようと聞いている”のではなくただ単に相手の発言に対して“反応”しているだけなのです。
だから会話が続かないのです。
正直、会話が続かない90%の原因はここにあると言っても過言ではありません。

では、具体的に一つ例を挙げて見てみましょう。
例えば友達が嬉しそうな顔をしながら
「昨日彼女と初デートで映画行ってきたんだって~」
と話してきたケースを想像してみて下さい。

ここで、会話が続かない人は何て返答すると思いますか?
「そうなんだ~」
「へ~、よかったね~」
といった具合でしょう。
これがいわゆる“ただの反応”です。

せっかくの話題をこの一言で、簡単に終わらせてしまっているのです。
それではもちろん会話は続きませんよね?

では、そもそもなぜ相手はこんな事を話しかけてきたのだと思いますか?
相手の気持ちを先読みしてみて下さい。

結論から言うと、ズバリ、彼女との初デートをいろいろ話したかったからですよね?
どんな映画みて、どんな感じだったという事を言いたくて仕方なかったのです。
あなただってそうだと思います。
飛びっきり嬉しかったことや、むちゃくちゃ感動したこと
最高に面白かったこと、涙が出るほどつらかったこと…
いろいろあると思いますが、そういう事ってどうしても誰かに伝えたくなりませんか?

あなただけでなく、人間みんなそうなんです。
なぜなら、自分の気持ちや感情を理解してほしいから。
だからこそあなたはその気持ちを察知してあげる必要があるのです。
これに気付けるか気付けないかとでは、会話の展開に大きな差が生まれます。

この本質を分かっている人なら先程の例に対しても聞き方は大きく変わってくると思います。
「へ~何の映画みてきたん?」
「そうなんだ~、面白かった?」
「その後どうしたん?」
と、どんどん話を深堀りしていけるのです。

こうやって聞いてあげると相手も嬉しくなってどんどん勝手に話してくれます。
これは相手の気持ちを察知できたからこその芸当です。
これが本当の聞き上手です。

いいですか?
聞き上手とは、ただなんとなく聞いて反応する事ではないのです。
本当の聞き上手の定義とは
“相手の気持ちを先読みしながら、どんどん深堀りして、相手の話しを引き出すこと”

これに尽きます。

すると、この相手は自分の気持ちを分かってくれていると感じます。 要は相手の言葉の先にある、 気持ちや感情を理解する事が大切なのです。
今お話ししたことは、会話の基本ともなる部分ですので必ず覚えておいて下さいね

相手の話しをより引き出せる3つの法則とは!?

さて、本当の聞き上手の定義を理解したところで、次に疑問となるのは
相手により話してもらうためにはどうすればいいか?
ということだと思います。

ここでは相手から話しを引き出すための3つのコツをお伝えしていこうと思います。
1、 問いかけ力
2、 共感力
3、 反応力
では、早速それぞれ解説していきますね。

1、 問いかけ力

先程お話した通り、聞き上手とはいかに相手の話しを引き出せるかということでしたね?
その力こそがこの“問いかけ力”です。

会話が上手い人はみんなこの問いかけ方が非常に上手いのです。
逆に問いかけ方が下手な人は会話が続きません。
と言うより、問いかける事もしません。

相手の発言に対していつも
「そうなんだ…」
という感じで、自ら会話を終わらせてしまうのです。
それに続く“問いかけのあと一言”がないのです。
あなたが質問を投げかけることによって、相手も返してくれるのです。

例えば「趣味はサッカーです」ということが分かれば、
これらのキーワードを使うだけで会話は一気に広がりをみせます。
「いつもサッカーする時はどこでしているんですか?」
「サッカー始めてもうどれくらいになるんですか?」
などと簡単に質問が出来上がります。

もちろん相手も自分が興味あるものですから楽しく話してくれるでしょう。
こうやって一つの話題に対して深く深く聞く事によって、話を引き出せる事ができれば、今後会話が続かないという悩みは一切消えることでしょう。

逆に会話が続かないという人は、話しの深堀りが出来ていないのです。
完全に会話の内容が“浅い”のです。
もっというと、話題転換が早すぎるのです。

今から典型的な会話が続かないケースを具体的に紹介していきます。
例えば、
A「趣味とかって何かあるんです?」
B「野球ですかね」
A「あ~、そうなんですね」
B「はい…」
A「じゃあ食べ物とかって何が好きなんですか?」
B「サンマが大好きですね~」
A「あ~おいしいですよね…」
B「はい…」
A「……」
B「……」

これじゃあ会話は絶対に続きませんよね?
なんとか話題をたくさん作ろうとする一生懸命な気持ちは分かるのですが、こうやって、次々に話題を変えていっては浅~い会話で終わってしまいます。
そして結局、最終的にはネタ切れとなり、話すことがなくなりパニック状態に陥ってしまうのです。

話題が見つからないと言う多くのケースは完全にこのようなパターンにはまりこんでいる場合がほとんどです。
原因は話しを深堀りできていないから。
これに尽きます。

ですので、ポイントは5W1Hを使いながら一つの話題に対してしっかり深堀りした質問を投げかけていくことです。

2、共感力

突然、失礼な質問をさせて頂きますが、 あなたには親友はいますか?
おそらく自信をもって、 「はい、います!」 と言える人は少ないのではないでしょうか?

もちろん、あなたのことをバカにしているから聞いたわけではありません。 実際に過去の私は、親友と呼べる人は誰ひとりいませんでしたから。

そして、なぜほとんどいないと思います。と言ったかというと、 実はアメリカである実験データがあったからです。 「あなたが親友と思っている人は何人いますか?」 という質問に対してほとんどの人が 「1 人もいません。」 と答えているのです。 もちろん中には、 「2 人います。」や、「1 人います。」 更には、「いや私は3 人もいますよ。」 という人もいますが、 多くの人が、 「誰もいない」のです。

そして、全ての結果をまとめると、なんと、0.79 人でした。 こういうデータがあったので、 私はほとんどの人は、親友が1 人もいないと言ったのです。 人によって親友のレベルは様々だと思いますが、 一般的な考えとしては、 誰にも言えないような悩みでも、何でも相談できて、 心から信頼できる仲の良い友達のことだと思います。

しかし、今の現代人には、そんな人が1 人もいないのです。 つまり、誰もあなたの本当の苦しみや、悲しみ、辛いこと、ムカついた事、嬉しい事などいかなる感情を分かってくれていない状況なのです。

という事はあなたに何が言いたいか分かりますか? そう、相手はあなたに自分の事をもっと分かってほしいのです。 自分の気持ち、感情を理解してほしくてたまらないのです。

だからこそ、人は共感されたら嬉しいのです。 おそらく普通に、「共感は大事ですよ」 と言ったら、その程度しか伝わらなかったと思いましたので、あえて前フリを長くしてみました。 テクニックとかそういうレベルの問題ではなく、 会話の本質的な部分、つまり核となるくらい大切なことです。 共感は相手の話しをどんどん引き出すために非常に効果的です。

“共感する”とは言いかえると
「確かにそうよね~!!」
「イイですよね~私もそう思います!!」
というふうに
“相手に合わす”
“相手の意見にのっかる”
ことですよね?

共感されて嬉しくない人は誰ひとりいません。
こう言われると相手もノッてきてどんどん喋ってくれるのです。
ですので、共感の力をぜひ上手く使っていきましょう。

ただ、こう言うと
「じゃあ相手の言う事は全て肯定した方がいいの?」
という疑問が浮かぶと思います。

確かに共感できる事は、素直に共感してあげればいいのですが、たまには「う~ん!?」と共感できない部分もでてくると思います。
そういう時に共感していくのは、おそらく自分の中でウソになるのでストレスの原因にもなります。

例えばあなたが全く野球に興味がなかったとします。
でも、相手は野球が大好きです。

こんなときあなたは
「野球良いですよね~!僕も大好きなんですよ~!!」
という共感はできないわけですよね?

じゃあどうすればいいか?
さっきの“問いかけ力”を応用します。
「あっ、野球好きなんですね?私は野球したことないんであんまり詳しくないんですけど、どんなところが面白いんですか?」
と無理やり乗っからなくても、こう投げかけてみることによって相手は
「野球は~で、こうこうで○○が醍醐味なんだよ!!」
と自分が興味あることなので、嬉しくて色々と喋ってくれるのです。

その時始めて
「あ~そうなんだ~、それ聞いたらなんか面白そうですね~」
と“相手の意見”に共感してあげればいいのです。

興味のない野球に共感できなくても、相手の意見には共感してあげられるはずです。
ですので、こういう共感の使い方があるのも知っておいて下さい。

3、反応力


先程お伝えした通り、本当の聞き上手は相手の感情を汲み取る事が非常に上手いということでした。 これを一言でいうと、感情移入するということです。 これを常日頃意識することで、 自然にあなたの表情も変わってくるし、質問も変わってきます。

では、そのうえで次にあなたが意識することはリアクションの大切さです。
感情移入するということは相手に興味を持つということです。 逆に興味を持たないということは、相手に無関心なわけですよね。

無関心ほど恐いものはありません。 あなただって経験あるはずです。 そこで聞き上手に共通するテクニックが実は2つあります。

芸能人でいうと、明石家さんまさんが良く使っているテクニックで、 なおかつ使い方が非常に上手いです。 ではその2つのテクニックを紹介すると、
1、相槌 2、オウム返し
これだけです。 中には聞いたことある方もいらっしゃるかもしれませんが、 この2つのテクニックを使いこなせるだけでも あなたのコミュニケーションスキルは飛躍的にあがります。

では早速、解説していこうと思います。

1、相槌

 結論から言うと、大げさすぎるくらいが丁度良いです。
「へー…。」ではなく、「へぇ~~~~っ!!」 「ふ~ん、そんで?」ではなく、
「ほうほう、なるほどね~、そんで!?」 「そうなん?」ではなく、「そぉなんだ~~!?」
といった感じで、「あなたの話にものすごく興味ありますよ」 という気持ちを前面に、驚きや関心をうなずきながらやっていくのがベストです。
また、そのときの表情も気をつけて下さいね。

例えば、無表情で相槌されるのと、目をキラキラさせながら笑顔で相槌されるのとではどっちが嬉しいですか? 言うまでもないと思いますが、 あなたがされて嬉しい方をそのままやってみて下さい。

ただ、ここで1点注意してほしいことがあります。 それは、必ず相手の話の内容やテンションに合わせた相槌をとるということです。 もし、悲しい話をされた時にあなたが笑顔で相槌したら
相手はどう思いますか?

「こっちはつらいのに、なんでコイツ笑顔なんだよ…」 って思われるに決まっています。 要は、あなたも相手に合わせた相槌をする必要があるということです。 楽しい話題の時は、あなたも笑顔でノリノリのテンションで聞いてあげる。

逆に悲しい話題の時は、あなたも心配そうな感じで聞いてあげる。 という事を臨機応変に使いこなして下さいね。

2、オウム返し

 これは相手が話したことを繰り返して話す事を言います。 例えば、話し手が 「昨日、草野球の試合がありましてねぇ~」と言えば 「へぇ~~っ、草野球ですか~」と返すことです。

もちろん相手が言ったことを一語一句全部マネてしまうと、 「こいつバカにしてんのか!」 と思われてしまうので注意する必要がありますが、コツとしては、 最初に相槌を入れたあと、要約して返してあげることです。 この時も相槌と同様に、表情や声のトーンなども意識して使って下さいね。

以上この2つのテクニックを理解した上で、 一度さんまさんのテレビ番組を見てみて下さい。 物凄く勉強になりますよ。 あんな風に相槌とオウム返しを大げさすぎるくらいに使われると、相手はどんどんのせられていろいろ喋ってしまいます。
だからあんなに話を引き出すことが出来るのです。

テレビも視点を変えてこういった見方をするだけで、 非常にタメになるものですね。 あなたもこんなリアクションを取れるようになれば、 会話はどんどん膨らんでいきますし、
「あいつといたら楽しくてついついたくさん喋っちゃう」
「なぜかこんな事まで話してしまった」
と言ってもらえる人間になれます。
ぜひ、取り入れてみて下さいね。

はい、いかがでしたでしょうか?
以上3点が、相手からより話を引き出せる唯一の方法です。

これを全て織り交ぜて使いこなせるようになれば、会話が続かないという心配は簡単に払拭できます。
「えっ?もうこんなに時間が経ったの?」
と15分、30分、1時間という時間があっという間に経ってしまうことでしょう。

“聞き上手=問いかけ力×共感力×反応力”
ぜひこの公式を覚えておいて下さい。
これが本物の聞き上手です。

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